加藤内科クリニック  内科・循環器内科

名古屋市東区飯田町34  飯田町交差点角

 


































加藤内科クリニック
内科・循環器内科
名古屋市東区飯田町34
TEL:052-935-6000


土曜午後、日曜、祝日以外は
毎日診察しています
午前診: 9:30〜12:30
午後診:15:30〜18:30

専用駐車場12台分あり


子宮頸がん予防ワクチン




  当院では希望者には子宮頸がんワクチンを接種致しますが、副作用についての
  国の見解が今ひとつはっきりしないので、あまりお勧め致しません。




H23年1月より中学1年〜高校1年に相当する年齢の名古屋市に住む女性は、
名古屋市から助成金が出るため、子宮頸がん予防ワクチンが通常3回で47250円かかりますが、無料で打てるようになりました!



      子宮頚癌予防ワクチンの供給が安定したため、年齢による接種制限が無くなりました。

      御希望の方はお問い合わせ下さい。

      4価ワクチンが承認されました。平成23年9月15日から助成金が出ます。

      助成対象年齢が色々変っているので、御注意ください。


    






子宮頸がんについて


女性の3人に1人はがんになるといわれています。
女性では多いものから大腸、乳房、胃、子宮、肺の順になっており、子宮がんは4番目に多いがんです。

子宮頸がんは、子宮頸部(子宮の入り口)にできるがんで、20〜30代で急増し、日本では年間約15,000人の女性が発症しています。有名な芸能人が子宮頸がんになった事で、身近な病気として御存じの方も多いと思います。
子宮頸がんは、発がん性ヒトパピローマウィルス(HPV)というウィルスの感染が原因で引き起こされる病気です。
発がん性HPVは、感染しても多くの場合、感染は一時的でウィルスが自然に排除されますが、感染した状態が長く続くと、数年から十数年かけて前ガン状態を経て子宮頸がんを発症する事があります。
発がん性HPVには、15種類ほどのタイプがありますがその中でHPV16型、HPV18型は子宮頸がんで多くみつかるタイプです。
このため、HPVワクチン接種を行うことによって、子宮頸がんになる事を予防する効果が期待されています。



 HPVは、こんな姿をしています






子宮頸がん予防ワクチン(ヒトパピローマウィルスワクチン)とは



子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)は子宮頸がんの原因ウイルスであるHPVを人工的に作ったものを接種して、免疫を誘導することで、ウイルス感染を防ぐことにより子宮頸がんを予防するワクチンです。子宮頸がんの原因として最も多いHPV16型と18型とよばれるウイルスの殻の粒子を接種します。
(日本では子宮頸がん全体の60〜70%がこの2つの型のHPVにより引き起こされています。)

また、HPV16型、HPV18型の持続感染、HPV16型、HPV18型が関与する前がん状態の発症予防にも十分な効果があります。
しかし、HPV16型、HPV18型以外の発がん性HPVの感染予防はできません。

子宮頸がん予防ワクチンはアメリカをはじめ世界の100ヵ国以上で承認され、多くの女性が接種しています。




接種対象者   



HPVは性的接触により感染するため、HPV感染する以前の年代でワクチン接種を行い、HPV感染を防ぐことで子宮頸がんの発症の阻止ができるとされています。
このため、10歳以上の女性、特に11〜14歳の女性を優先的に接種を強く推奨されます。
参考までに各国の優先対象年齢を調べますとオーストラリア12〜13才、アメリカ11〜12才、イギリス12〜13才、フランス14才になっています。
11〜14歳で接種を受けることができなかった15〜45歳の女性に対しても接種を推奨されます。
3回接種にて十分な抗体上昇が少なくとも20年間は持続すると推計されています。




接種方法・接種料金



筋肉注射で3回接種です。初回接種後2ヶ月、6ヶ月後に接種します。

1回22,000円です。







  よくある質問 




 ワクチンを打つ時に何か検査が必要ですか?

 問診票に記入して頂き、体温測定をする以外、特に検査は必要ありません。
    当院は内科なので、子宮がん検診を希望される方は、接種とは別に婦人科を受診して頂く事になります。
    また、未成年の方は保護者の同意が必要です。




 安全ですか?

 接種後の重篤な副作用はほとんど報告されていません。安全なワクチンです。
    ただし、免疫増強剤が含まれているため、接種部位が赤くなったり腫れたり痛くなることが数日続く事が
    あります。

        と当初は言われていましたが,

    厚生省の子宮頸がんワクチン(サーバリックス)副反応発生状況について
    http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r98520000020b41-att/2r98520000020b99.pdf等の結果から
    厚生労働省の専門家会議は、「接種のあと原因不明の体中の痛みを訴えるケースが30例以上報告され、
    回復していない例もある」などとして、積極的に接種を呼びかけるのを、一時中止すべきだという意見を
    平成25年6月にまとめました。
    
    ワクチンメーカー等から入ってくる情報も混乱しており、この状態で自己責任で打てって言われてもね〜・・・と
    お母さん方と話をしております。もう少し時間がたてば、何か変わってくるかもしれませんが、それがいつになるのか
    分からないのが現状です。
    

 ワクチンを打つことによってHPVに感染しませんか?

 人工的に作られたHPVによるワクチンのため、このワクチンに感染性はありません
    よって、ワクチン接種によりHPVに感染することはありません。


 1回打つだけで効果はありますか?

 残念ながら、1回打っただけでは十分な効果は期待できません。3回接種をお勧めいたします。
   
    副作用が心配だから、打つのを延期している方がみえると思います。当院で接種しているガーダシルの場合、
    2回目接種は初回から3か月以内、3回目は12か月以内に接種すれば、従来の打ち方をした場合の効果と
    あまり変わらない効果が得られると日本産婦人科医会が発表しています。


 子宮がん検診で異形成と言われました。子宮頸がんワクチンで治りますか?

 子宮頸がんワクチンは子宮頸がんの原因となるHPVの感染を予防するためのものです。
    このため、前がん状態の発症予防には効果がありますが、残念ながらHPVに感染して異形成になった方を
    治療することはできません。




 子宮頸がんワクチン接種をすれば子宮がん検診に行かなくて良いのですか?

 検診には行ってください。
    子宮頸がんの原因として最も高頻度に検出されるHPV16型と18型の感染を予防するワクチンです。
    特に20歳代の子宮頸がんは16,18型が9割を占めるため効果があるといわれています
    ただし、この2つの型のHPVは我が国の子宮頸がん全体の60〜70%程度だと言われています。

    よって、このワクチンで全ての子宮頸がんは予防できず、ワクチン接種が検診の代替になることはありません。

    ちなみにWHO(世界保健機構)や子宮頸がんワクチン承認国の勧告では、子宮がん検診はこれまでどおり
    継続すべきと強調しています。



 補助等で安くならないの?

 今のところ自費のみとなっております。
   海外では補助がある国もあり、将来的には日本でも補助が付いて、もう少し安くなることを期待しております。
   がんの治療費に比べれば安いと思って接種して下さいとワクチンメーカーの担当者は言っておりますが・・・
   高いですね。
     
    H22年10月より中学1・2年生に相当する年齢の名古屋市に住む女性は、
        名古屋市から助成金が出るため、子宮頸がん予防ワクチンが無料で打てるようになりました!